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「あれ?・・・俺ってスパイだったんだっけ?」

イギリスで、環境アクティビストのグループに7年間も潜入してスパイ行為や違法行為の扇動のようなことまでしていたという警察官が良心の呵責に耐えかねて寝返ったため、裁判中にもかかわらず検察が逮捕された活動家達に対する起訴を取り下げたというニュースがありました。

リンク:
壊れる前に…: 密偵
Undercover officer spied on green activists
またこの潜入捜査官(7年間ご苦労さまでした。)についてはukインディーメディアに結構前から情報が流れていたようです。

そしてもう一人の潜入捜査官(4年間ご苦労さまでした。)の存在も明らかになり、警察による市民運動への潜入工作という手法そのものが大きな問題になりつつあります。
Revealed: Second undercover police officer who posed as activist

どちらのニュースも、びっくりするのはその潜入期間の長さです。こういうことをやれてしまう警察という組織の、姑息さをはるかに通り越した無邪気さ(バカさ)にはあきれるしかない。
無邪気と言いましたが、やったことの結果はとりかえしのつかないものです。はっきりいってこの件の一番の被害者は潜入捜査をやらされていた警察官たち本人でしょう。この警察官達のやったことはまったく正当化されないが、彼らが生涯の短くはない期間を気まぐれで幼稚な警察の都合のためにむちゃくちゃにされ、しかもこれからもそのことを悔いて苦しみ続けなければならないということにはかなり同情する。

だいたい、「活動家コミュニティー」に「潜入」するなんてとてつもなく簡単なことなのだ。「筋金入り」を装うのなんてファッション感覚ですぐにできるし、「フレンドリーでウェルカムなアクティビストたち」を騙すのも簡単だ。警察が潜入捜査員を送り込むなんて、屁でもないのだ。お金はけっこうかかったと思う。税金が。まあ俺はこっちでほとんど税金払ってないからそこには文句言わんけど。ようするにここで言いたいのは、こういう悪意を持って接近してくる人間を防ぐことはかなり難しい、ということだ。

だが僕たちの考えるべきことはそれではない。
このニュースの本当の意味は、「非暴力直接行動という僕らの世代のプロテストの形態に、警察が並々ならぬ興味を抱いており、しかもちょっと手を貸してしまった。」という点にある。

彼らは、このプロテストがあきらかにペナペナで弱そうなのになぜこんなにしぶとくて人気があるのか、まったく理解できない→近づきたいが、恥ずかしくてどう近づいていったらいいのか分からない→ちょっとその人気に嫉妬もしている→でもやっぱり近づきたいから、仮面をして近づいてみた。→「な、なるほどー」→自分の卑劣さに自己嫌悪

という具合である。なんとなく同情を誘うぜ。

しかしやはり、組織としての警察には同情の余地はまったくない。猿でも知ってる「反省」という言葉を知らない彼らは世界中で同じことを延々やり続けるだろうし、市民をいたぶるだけではなく、警察という組織を形成している下っぱの人間の生活をもめちゃくちゃにしてしまうだろう。特に意味もなく。気まぐれで。税金を使って。うーん、馬鹿なのか?
日本の警察もどうせ似たようなことを始めるでしょう。彼らも世界の馬鹿な組織ランキングではけっこう上位ですから。(「公安くん」とかは馬鹿だけど好奇心が人一倍旺盛なのは結構なのに性格がひんまがってて姑息だから余計困っちゃうよね!)まあ日本の警察官が「筋金入りを装う」のはちょっと難しいだろうとは思いますが(「ゴアパン刑事」は例外)。

ま!とにかく!やさしく笑顔で迎え入れてあげましょう!みなさん!
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by kadooma | 2011-01-14 22:26


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